昨夜はテレビで火垂るの墓
・・・もう飽きるほど観たので、今さら観なかったけど。
終戦記念日が近づくと、お約束のように注目される野坂昭如原作/高畑勲監督のアニメ映画。もっとも原作の野坂氏は、あまりこの作品をお気に召してはいないらしい*1。
まー、確かに悲惨で悲しい話だからね。これを観て、ただ涙を流すだけじゃなく、悲しいor嫌な気持ちになる人も多いでしょう。
そして嫌な気持ち=「ああいう映画は日本の被害者意識を増幅させ、加害者である現実から目を背けさせる」という主張をする人も。
日本=加害者。嗚呼、そう単純に考えて、納得してしまえる人が羨ましい。
きっと生きてて楽なんだろうな。迷いや悩みが無くて。
今日は終戦記念日。靖国に眠る諸英霊が『火垂るの墓』を観、あるいは読んだとしたら、一体どのような感想をもたれるのだろうか。
え? 「人それぞれだから、まとまった結論は出ない」? うん、たぶん、それが正解だと思うよ。
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