なつやすみの自由作文


もうすぐ夏休みも最後の一週間になろうというタイミングで、森薫センセのblogで、いきなり自由作文のお題。


http://morikaoru.blog62.fc2.com/blog-entry-77.html


うわー、マジかよ、ネタなんてねーよ、いまさら宿題ふやすなよー・・・なんて言いつつ、大慌てで提出してみるテスト。こういう一発ネタって、どちらかと言うとハイク向けなんだけどね。まー、blogでやってもいいでしょう・・・つーか、モロに二次創作になっちゃうんだけど、著作権の問題とかどーなるのコレ?w
お、怒られたときは素直に消しますんで、まずかったら言ってください。


あー、でも夏休みの宿題、懐かしいなぁ。
小学校の頃から自由研究ってのが大好きで、口ではシンドイなぁ、面倒臭いなぁ、といつつも、けっこうワクワクしながらテーマを決めていたっけ。
終戦記念日に絡めて、戦艦大和の構造研究*1やったり、あるいは空き缶やカップ麺の空き容器を使って、偽装貯金箱*2を作ったり。ドリルとか日記とか、決められた事を淡々とこなして行くのは苦手だったけど、自分で何かを決めてやる、ということには不思議と抵抗感が無かった気がする。


今頃は世の中のオトーサン、オカーサン、子供に「自由研究、手伝ってー!」と言われて真っ青になっている人も少なく無いんじゃない?
このネタ出したついでに、ハイクに投稿したネタの中から2つばかり、今からでも十分間に合って、そこそこ先生にウケる(=アカデミックな見栄え?がする)自由研究を紹介してみよっか。

▼方言の研究

遠方に親戚のいる家庭向け。
自分たちの地元の言葉と、他地方の方言との違いを調べて、ズラズラ〜っと一覧表にして発表する。
調査方法はズバリ、親戚への電話。


「大阪じゃ、"とても美味しい" を ”めっちゃウマイ”って言うけど、そっちやったら何て言うん?」
「あ〜・・・”たげ、め” かな?」


こんな感じで20〜30個ほどサンプル取りしたら、その内容を表にしてズラズラーっと書き出してみる。時間があるなら、音読してイントネーションの違いをサンプリングしたテープ(今ならCD?)なんかを付けてみると、さらにポイントUP。
で、最後に「電話やネットが発展しても、地方にはまだまだ独自の言葉や文化がある。これからも、そうした多様性を大切にして行かねばならないと思いました」云々と、まとめの感想文を付ければ完成。
さほど手間もかからず(調査は電話一本)、民俗学的見地も盛り込め、家族との絆も強調できる、非常にアザといw自由研究っス。

▼紙漉き

工作系なら、こんなんどうよ?
ティッシュを細かくちぎって水に入れ、さらに揉んで繊維をほぐす。
そこに洗濯のりをちょっとだけ溶かし、目の細かい網で漉いて、窓に貼り付けて乾かす。
本格的な和紙じゃなく、ゴワゴワした厚紙しかできないけど、色をつけたり草花や折り紙を漉き込んだりもできるので、半日程度で出来ちゃう割には、力作っぽく見える自由研究になるよ。
リサイクル感を出すなら、ティッシュでなく牛乳パックをベースにしてもいいね。
ただし紙が固い分、細かくするのにミキサーが必要だったりと、それなりに手間は増えるので注意。


時間があれば、さらに一歩推し進めて、自分で漉いた紙を使った絵手紙作りなんかもオススメ。
ここまで来るともう自由研究というよりは、ちょっとしたカルチャースクール並みだよ。


以上、どちらも半日〜1日程度で終わるものばかりだから、今から急いでやっつけるにはもってこいだと思う。一度、お試しあれ!

*1:今から思えば日教組系のセンセが真っ青になりそうなネタだな。

*2:パッと見は貯金箱と気付かない。ヘソクリには最適!、というコンセプトだったんだけど、発表会での展示に際しては勝手に「廃品の再生・再利用がテーマ」とか書かれていたったけ。