面白い記事、見つけた

はてなの『最新人気記事』に上っていたやつだけど、なかなか面白いね。

■まともな政策の簡単な見分け方

* まともな政策の簡単な見分け方、それは「基準を問う」こと。
* 「既得権の打破」を叫ぶ人には、「既得権と正当な権益とをどうやって区別するのか」を問おう。
* 「官僚主導の打破と政治主導の実現」を叫ぶ人には、「官僚主導と政治主導とはどのような基準で判定されるのか」を問おう。
* 「無駄な公共事業の撤廃」を叫ぶ人には、「無駄な公共事業と無駄でない公共事業とをどうやって区別するのか」を問おう。
* これらの問いに答えられないなら、これらの主張は「政策」の名に値しない。単なる人気取りのための「かけ声」だ。
* 有権者が、政党や候補者に対し、しつこいくらいに「基準を問う」態度を身につけること。これが、日本がポピュリズムから抜け出し、真の民主主義国家に成長するためのカギだと思う。



非常に簡潔だけど、本質を突いているとは思う。
確かに各党のマニフェストって、耳障りの良い言葉を並べているけど、基準が不明瞭なのが多いよね。
ただの人気取りなのか、それとも本気なのか。保守政権がよくいう「財源を示せ」と同様、こうした基準が明確に示されないと、後々、あいまいな判断や玉虫色の回答で、ノラリクラリと逃げられかねない。公約として宣言している以上、国民ももっとその内容の具体性について、深く追及してゆく必要性はあると思う。
(つーか、各党マニフェストに対する達成度を(自己ではなく)第三者機関が客観的に評価する仕組みとか、欲しいよなぁ。誰かそういう法案、出したりしないのかな?)


しかしまぁ実際問題、この基準で厳しくツッコんでいったら、現状ではどの政党も等しく「落第!」ってことになっちゃわないかい?w


・・・やだねぇ、現実ってヤツは。