葬式、おしまい

通夜に続いて葬式も無事に終了。
遠方からわざわざ集まってくれた親族もいて、小規模ながらも祖母の人徳が忍ばれる良い式だった。


今日の流れの中で面白かったのは、葬儀屋さんとの打ち合わせの中で出た話。
選挙時期になると、どこで聞きつけてきたのか議員だの候補者だのの秘書と名乗る人間が会館に現れ、「ぜひ(議員・候補者名で)衷意を述べさせていただきたい」と頼み込んでくることがあるらしい。
無論、彼らは故人とは縁もゆかりもない人間である。にも関わらず、「政治に関わる自分たちが衷意を述べれば、式にハクが付きますよ」と暗にほのめかし、その見返りとして式場内での売名行為を認めろ、という訳である。
狙われるのは企業の重役や教育関係者等、親族外の弔問客が特に多く、また体裁を重んじるような職についていた方の葬儀がほとんど。流石に最近は少なくなっているそうだが・・・しかし、何とも嫌らしい話だねぇ。
今回の選挙でもやっぱり、そういう事をする議員が出るのかしらん?


で。葬儀が終わって家に着いたら、流石に疲労困憊状態。家内も晩飯を作る気力が無いとのことなので、今夜は近所の王将で餃子を買ってきて、ササっと済ましてしまうことにした。
そういや高知から駆けつけてきた妹は、「高知市内には王将あらへんねん。折角やし、久しぶりに餃子、食べて帰ろ!」と言ってたっけ。
最近では首都圏にまで進出しているらしい『餃子の王将』やけど、本当に高知にはまだ無いのかな?