信心が足りない!?

ゆうべ寝る前までは、選挙結果のことを色々と書き留めておきたい気持ちはあったんだけど、新聞とか巡回先のblogとかで山ほど総括記事を目にしたせいか、なんかもう、どうでも良くなってきた。:-)


と、いう訳で選挙そのものではなく、選挙周辺の出来事を一つ。
MBSの関西ローカル選挙速報を見ていた人は知ってると思うけど、“ざこビッチ”こと桂ざこば師匠が、公明党太田昭宏代表の落選について、生放送でトンでもない発言をブチかましてくれた。
その様子を動画で・・・と思ったら、Youtubeのは消されちゃったみたいなので、ニュー速VIPブログ(`・ω・´)に上がっていた2ちゃんねるのログ記事から引用〜♪

894 名前: LIVEの名無しさん [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 21:05:00.06 ID:0n1kJ2zo


公明の大物議員(※引用者註:太田代表のこと)が苦戦してる話でざこばが一言


「落ちるって事は、信心が足らんって事ですか?」


凍りつくスタジオ


そして角(MBSのバラエティに強い名物アナウンサー)が一言
「せ、政教分離ですから・・・」


ざこば
「さよか、えろーすんません」


805 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 21:18:39.78 id:QKhHZ6AG


お詫び
先ほどざこばさんが、「信心が足らない」と言っていましたが
特定の政党の投票と信仰心は関係ありません。
お詫びして訂正します。



・・・師匠、お見事でございます!
もとよりタブーをものともせず、スパっと斬れそうな一言を発する御方ではありましたが、あの場所、あのタイミング、しかも生放送で「信心が足りない?」とは並々ならぬ機転と胆力。
知っててわざと“ボケ”たのか、それとも本気で問うたのか、その曖昧さがまた絶妙です。
いやはや、伊達に『そこまで言って委員会』のレギュラーを張っちゃいませんなぁ!


小選挙区で全議席を失いつつも、比例で21議席を確保した公明党。その底力の源が、同党と一心同体の創価学会にあることは、秘密でも何でもない万民が知る事実である。
にも関わらずマスコミは、普段からこの両者を関連づけて語ることは滅多に無い。選挙特番でやむをえず触れざるを得ない時には、さらりと「支持母体の」とだけ形容するのが通例だ。
いかに宗教の政治参加は自由*1とはいえ、公明党=特定宗教(創価学会)と直結、というイメージは、どうやらマスコミの中ではタブーになっているっぽい。


しかし、ざこば師匠はそんなタブーを、いとも簡単に蹴破ってくれた。


直後の角さんの慌てぶりや、大急ぎでの訂正放送等、見ていて実に痛快である。
報道の自由・中立を謳いながらも、実際は???なことばかりやっているマスメディア。
今回の選挙でも随分とその偏向ぶりにイライラさせられたけど、最後の最後でそんな鬱憤が見事に晴れた、そんな気がする。


落語家の毒舌ひとつ笑い飛ばすことも出来ないなんて・・・。
創価学会のCMが無くなると、そんなに痛いですか、毎日さん?

*1:政教分離」と「政治参加の自由」とは別の話なのでお間違えの無きように。よく誤解されるけど、宗教が政治に参加すること自体のはOKなのよ。ただし、政治参加することで得た力を特定宗教の優遇に使ったりするのはダメ。この場合は政教分離の原則に引っ掛かる。