おでかけ記録・有田〜ポルトヨーロッパ

先々週の日帰り旅行の記録。


ちょっと秋めいてきたし、そろそろ果物が美味しい季節になんじゃないかな? と思って、日帰りでぶらりと和歌山県・有田方面に行ってきた。
お目当てはもちろん、有田みかん


串本旅行の経験から「みかん畑の近くまで行けば、格安の無人販売所がきっとあるはずだー!」と勇んで走り回ってみたけど、残念ながらそれらしき販売所は全然見あたらなかった。
これがたぶんそうだろうな、という箱はあちこちで見かけたんだけど、どれもビニールシートが掛かってる。流石にまだちょっとシーズンには早すぎたみたい。いきなり見当が外れてガックシ。


それでもまぁ、せっかく和歌山まで来たんだからドライブでもするべぇ。
と、気を取り直して有田川沿いの国道42号線を下津港方面へ。ようやくモノが分かり始めた息子に、海の様子を見せてやろう、うん。



有田川河口付近に到着。下津港はもうちょい先かな?
写真じゃ分かりづらいけど、この日はいいお天気。
防波堤の辺りから息子に船を見せてやったけど、距離が遠すぎるせいか、あんまり興味を惹かれない様子。
それじゃもっと海に近づいてみようか、と、ちらほら竿を出してる釣り客を横目に、そっと浜辺に下りてみる。



浜辺はそれなりに楽しそうな様子。
波打ち際には進んで行かないけど、辺りに散乱する漂着物を眺めては、あーうーと声を出したり指指したり。
お、蟹の穴を発見! 小さな蟹のくせして、器用に深い穴を掘るもんだなぁ。


浜から上がってテトラポットの上を散策。なんか、あちこちにカラになった猫缶が落ちてるなー、と思っていたら、そこら辺一帯が野良猫の餌付けゾーンになってた。
ざっと見かけただけでも4〜5匹は居たかな?


テトラの間にも、ほら、こんな感じで猫が・・・



ほら、こっちにも・・・って、ん? なんじゃこりゃ!?





猫かと思ったら、なんとタヌキ!
いやはや、和歌山の海には色んな奴がいるもんだ。わはは


海遊びが終わったら、次はお土産でも買おうと和歌山マリーナシティ方面へ。
お目当てはマリーナシティ内のショッピングモール『黒潮市場』。


以前、白浜を旅行したとき、『とれとれ市場』なる大規模マーケットで安く&楽しくお土産物を買って回った思い出があったので、『黒潮市場』も似たようなモンだろうと期待しての訪問だったのだが・・・あ〜、ここで本日2回目の大ハズレ。


はっきり言おう。『黒潮市場』は高くてショボい。『とれとれ市場』みたいな「いかにも地場の魚!」っぽいのが無くて、そのくせ値段がモロに観光地価格。
海沿いにバーベキューコーナー(有料)があって、買った食材をその場で食べられる様にはなってるけど、バーベキュー用の食材がひと串400〜500円平均ってのは何なんだよ、おい。
ちょっと良い肉とか魚は、ひと串800円ぐらいするみたいだし、だったらわざわざこんな所で喰わんでも、地元の焼き肉屋か海鮮料理屋にでも行くわな。


新鮮な地場の魚介が、浜値に近い値段で・・・なんてのは全くの幻想。
ガックリ脱力しちゃいながら、結局、『黒潮市場』は何も買わず(写真すら撮らず)サッサと隣接するポルトヨーロッパへ。



ポルトヨーロッパはその名の通り、ヨーロッパの町並みを再現したミニ・テーマパーク。いや、ミニというよりはミニミニ・・・? むしろプチ?
建物はよく出来てるし雰囲気も上々なんだけど、全体的に規模が小さいんだよね。通りを一つ越えて角を曲がったら・・・



・・・もう普通の遊園地、って感じ。
それでも咲き誇る花が綺麗だったり、広場で大道芸や動物ショーが定期開催されてたり、と、それなりに楽しむことは出来たかな?
日帰り旅行で立ち寄る遊園地としては、むしろこれくらいがちょうど良いのかも。あんまし広すぎ&混雑しすぎても疲れるからねぇ。


ポルトヨーロッパで遊んだ後は、物産館に立ち寄ってお土産探し。
まだまだ青い早生みかんを、バケツ一杯500円でゲット。
ようやく手に入れたみかんは、甘さと酸っぱさのバランスが絶妙。ちょっと空振り気味の日帰り旅行だったけど、最後の最後は、美味しゅうございました♪

おしまい。