東北地方太平洋大地震
大阪はさほど大きな被害もなく、私自身、現場作業中で地震に気付きすらしなかったぐらいなんだけど、後から被害の情報に触れて愕然とさせられた。
関西人ならすぐに阪神大震災を思い出すところではあるが、今回は沿海部での地震故、津波の被害がとんでもない。
死者も負傷者もたくさん出ている。
被災された方々の心中は察するに察するに余りあるが、慌て騒いでも仕方ないので、まずは感じたことだけメモしておこう。
- 福島の原発がちと危ない。緊急炉心冷却システムが停まっているらしい。隔離時冷却系は動いているので、即メルトダウンって話にはならないけど、安全装置のひとつが停まってるという状況は、正直不安なものだ。今後の津波で海水冷却が効かなくなった時が怖い。
- Twitterの様子がけっこう酷い。真面目に情報交換している人も多いけど、必要以上に「拡散してください!」とRTが飛び交ってるのはどうかと。言いたくはないけど、なんかRT広がるのを楽しんだりしてない?
- ネット=災害時の情報ソースとして強い、という意見に疑問。みんなが見たがる情報ソースは、アクセス集中であっけなく落ちる。Ustとかは中身がいまいちだし、回線無いとどうしようも無い。それより何より最強なのは、延々と垂れ流される地デジ放送。マス媒体もまだまだ捨てたモンじゃないね。
- 首都圏もけっこう被害が出てるけど、仙台周辺よりはずっとまし。直接被害よりも、市街規模の大きさが混乱を拡大させているようにも見える。いささか不謹慎だが、今回の経験は直下型地震に備えての実地演習として活かせそう。
- 今夜は会社でお泊まり、って人。くれぐれも火の元には注意してね。