最高裁判所裁判官国民審査にも注目しよーぜ

いよいよ公示が為されて、さらにヒートアップ中の衆議院選挙だけど、その影に隠れて目立たない最高裁判所裁判官国民審査にも、みんな、もうちょっと目を向けて欲しいな。
最高裁判所の裁判官が、その職にふさわしいかどうかを審査できる貴重な機会なんだけど・・・過半数×で罷免、というハードルの高さのせいか、いまいちちゃんと機能していない気がするんよね。
でも、それでもやっぱり、「この裁判官はダメだわ」と思う人に×を付けることで、最低限の意思表示はできる*1。だから、適当に×をつけたり白紙投票(=全員○と同じ意味)したりせず、ちゃんと考えて投票した方がいい。特にネットを使える人は、各裁判官の略歴や下した判決例を調べやすいんだから、こうした部分にはより積極的に関わってゆくべきなんじゃないかな?
裁判員制度だけが、司法参加への道とは限らない。こういうやり方もあるんだよってこと、皆様、お忘れ召さるな。:-)


wikipedia:最高裁判所裁判官国民審査

*1:開票後、罷免無しの場合でも、ちゃんと不支持率は公表される。裁判官の面々も、この数字はけっこう気にしているらしい。