ぼんやりサヨクとは、言い得て妙やね

tonapa2009-08-26

チャンネル桜関連の女子blogのエントリーに、愉快な左巻き識別呼称が紹介されていた。
その名もずばり、「ぼんやりサヨク。一体どういう人々のことかと言うと・・・

政治の話をした途端に目を伏せる。

軍事の話をした途端にその場から離れていく。

だけれども、

なんとなーく反体制で、

なんとなーく昔の日本は悪くて、

なんとなーく右翼って怖いと思ってて、

なんとなーく毎日に不満を持ってるけど、自分からその原因は探らない。

そして、とりあえず、テレビ・新聞・学校の先生は正しい。

友人いわく、こうした人々を?ぼんやりサヨク?と呼ぶのだそうです。


私自身が、このぼんサヨさんだったので、このネーミングがすごーくしっくりきます。

みなさんの周りにはこのぼんやりサヨクさんは、

多いですか?少ないですか?

私の周りにはめーっちゃくちゃ多いです。



はい、私の周りにも滅茶苦茶多いです。
つーか、右曲りが台頭してきたのはごく最近に限っての話で、少なくともシラケ世代が育った60年代〜90年代の前半ぐらいまでは、むしろこうした「ぼんやりサヨク」さんたちこそが、我が国における潜在的多数派だったと思う。
同エントリーではこうした人たちにどう働きかけて行くかを提案しているのだけど、その要訣は3点。

  1. とにかく、こちらの攻撃色を消すこと。
  2. 相手にとってわかりやすい表現を心がけること。
  3. 停止した思考を動かすために、考えさせること。



・・・だ、そうな。
相手を何とか説得せねばならん、という視点がいささか仰々しくも感じられけど、相手に分かりやすい話を心がけよう、という意味では筋の通った話だと思う。
とかく政治論議になると、右曲りも左巻きもついつい頭に血を上らせがちだからね。自分自身の反省も含めて、「ぼんやりサヨク」達へのアプローチ方法、心の隅に留めておこう。


追記。
「ぼんやりサヨク」には結構な批判も寄せられているようで。
これを書いている時点での「はてなブックマーク」の登録数が80個弱ぐらいなんだけど、コメント欄を見ていたら、やれカルト宗教の勧誘みたいだの、上から目線だの、思想の押しつけだのと口汚い*1こと甚だしいね。
いやはや皆さん「ぼんやりサヨク」と呼ばれたことが、よほど悔しかったと見える。
それだけこのネーミングが的を射たものだと言うことなのかな?
ひょっとしてこの呼称、かつての「珍走団」みたいに、左巻き増殖に対する抑止効果が期待できるのかも・・・なぁんてね。

*1:左の連中の口汚さは今に始まった事じゃないけど、ここ最近は一層酷くなっている気がする。シニシズムを気取っていた頃にはニヤリとできる部分もあったのだけど、今はほら、真っ赤にのぼせ上がっちゃってるから、ねぇ。