高速道路無料化は民主党による“釣り”だった!?
テレビはあんまり見ない派なので、本チャンの放送は見てないんだけど、なにやら9月2日の『報道ステーション』で、民主党・馬淵澄夫議員からトンデモ発言が出たらしい。
記事のリンク先はこちら。
http://digimaga.net/2009/09/dpj-said-only-a-part-of-the-highway-is-free.html
う〜ん、ここまで露骨に「嘘でした」宣言されちゃうと、果たしてどう突っ込んでいいのやら。
やる/やらないでブレるのは、この際、どーでもいいでしょう*1。
一番の問題は、数ある民主党マニフェストの中でもけっこう目立っていた=全面に押し出して*2有権者にアピールしていた政策が、実際には浮動票欲しさの“壮大な釣り”だった、ということ。
また、話の中で馬淵議員は「選挙前に無料になる高速道路、無料にならない高速道路を明確にさせてしまうのはどうか」という動きが民主党内であったとも明らかにしています。「地方の人に具体的に申し上げにくかった」って、それって票が欲しいからごまかしたってことですよね?
(太線強調は引用者による。)
まー、目の前にエサ(高速無料化)をぶら下げられて、それにホイホイ釣られた選挙民がどれくらい居るかは知らないけど、期待しちゃってた皆さん、残念でした&ご愁傷サマです。
ん? 「マニフェストでは、全道路を完全に無料化するとは言ってない」とな?
ええ、確かにそうは言ってませんでしたね。
でも、国民もマスメディアもそのほとんどが「全国無料化」だとイメージしていた。
そして民主党はそれを否定しなかった*3。
みんながそう期待していることを知っていつつ、敢えて否定しなかった。
この不誠実さを前にしては、やっぱりこれは“釣り”だったと、言っても過言ではないだろう。
この話、まだ現段階では馬淵議員の個人的発言・・・ということみたいだけど、騒ぎが大きくなったら民主党本部は、ちゃんと納得の行く説明なり釈明なりをしてくれるのだろうか?
それとも国旗切り裂き事件の時みたいに、ダンマリ決め込んじゃうのかな?